スペイキャスティングでサクラマスを釣ろう!


サクラマスってどんな魚?

簡単に言うと・・・
ヤマメが海に下り産卵のために遡上してきたものがサクラマスです。
逆に、サクラマスが陸封されて降海しなくなったものが、ヤマメです。

さて、ヤマメは、川で生まれ、そのうちの何割かが海に下ることを決意します。
そのような個体は、ヤマメ特有のパーマークが消え、銀色の肢体と変化し、いわゆる「銀代(ギンゲ)」と化します。皆様の中にもそんな銀化ヤマメを釣り上げたことのある人は多いでしょう。
銀化と化したヤマメは海に降海し、一年で40〜70cmと2〜3倍の大きさに急成長し、生まれ故郷の川に戻ってきます。


(写真左)ヤマメ      (写真右)パーマークが消えた銀化ヤマメ

川に遡上してきたサクラマス(メス)

川への遡上は12月ごろから徐々に始まり、2月〜3月頃にピークに達するといわれ、6月ぐらいまでかけてゆっくりと遡上する個体もいるようです。サケと違っていっせいに遡上するわけではありません。
この辺がサクラマスの気まぐれなところ。

川に遡上したサクラマスは、基本的に遡上後はエサを一切捕食しないといわれています。
しかし、まれに胃袋の中に水生昆虫やベイトフィッシュが確認されたりもするし、とも釣りのおとりアユに食いついてくるとか、ヒゲナガのハッチにライズするという話をよく聞くのですが、なぜなのかはよくわからないです。
遡上したサクラマスが捕食するか、しないかは、いまだ議論が分かれるところです。

川に上ったサクラは、川の増水と共に上流に向けて移動するとされています。そうして河口付近にいたサクラは徐々に上流域に移動することになります。 6月以降になると、銀色だった体に徐々に婚姻色が目立ってきます。最初は淡い桜色ですが、次第に濃くなり最後はヤマメのパーマークを濃くしたような模様が付いてきます。
婚姻色が付き始めると、産卵のための成熟期に入ってきた証拠です。
夏には深い淵などを好み、じっと身を潜めて身体と卵の成熟を待ちます。
10月頃になると、産卵に適した河床のあるさらに上流域、もしくは支流域に移動し、多くの場合「ヤマメの雄」とペアリングし、産卵します。そして、産卵後は、生き残ることはなく命を全うします。
遡上が始まってから産卵まで約1年もかけるとは、驚異的な生命力です。
なぜ、そのような非効率な産卵行動をとるのか?
なぜ、捕食しないで体力が維持できるのか?
なぜ、バラバラに遡上するのか?
なぜ、一部しか降海しないのか?
なぜ?なぜ?なぜ?

この謎多く気まぐれなサクラマスを如何に釣るか?それはサクラマスの生態の研究することと同じことだと思います。
結論は、「ない」と言っておきましょう。
情報を集め、自分なりの理論を組み立てて、釣りの作戦を考えるのもサクラマス釣りの醍醐味だからです。
ちなみに、より詳しくは、「フライの雑誌社」より関連の書籍が出版される予定になっておりますので、そちらに期待してください。
また、文献としては、「神通川と庄川におけるサクラマス親魚の遡上生態(田子泰彦,2000)」が参考になりますので、ご一読を。
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